趣味のブログ 乗馬とかZentangleとか

主にZentangleの作品と乗馬レッスンのメモとかをアップします。

乗馬56鞍め Zクラブ11鞍目

鎧の長さを自分で決められるようになりましょう、と。
いつも騎乗してからコーチに「どうですか?」と聞かれるけど、自分ではよく分からない。
鐙をはかずにくるぶしに当たる長さ、とは言うが。
今日の鞍はニーパッドがかなり出っ張っており、私の膝に当たる。
何度かに分けてどんどん長くしてもらい、やがてちょうどいい長さになった。
それは、膝が外に開かず、股関節、膝、足首がまっすぐ前を向くように乗れる状態。

今日の状態を覚えておき、自分で調整できるように。

また、乗る前に自分の腕の長さで調節すると言われるが、あれはまず目安としての長さであり、騎乗してから鐙の長さを調節するのに長々と手間取って馬を待たせないようにするためだそうだ。

騎座も注意。

お尻で座っていたり、上体が後ろに反っていると、股関節が伸びる。これはNG。

股関節に角度がついているように。

 

馬の推進力はどこから生まれるか?
後ろ足、背中、前足、首と、前へ向かってエネルギーが流れる。
それを邪魔しないようにする。

軽速歩では腿の後ろの筋肉を使って股関節を開くようにして、エネルギーを前へ送る。

鞍に腰を下ろすように「座る」と、お尻から後ろへエネルギーが逃げてしまう。
すると、馬も、足を後ろへ蹴る走り方になり、背中が上下するようになり、ライダーを跳ね上げる。ライダーが馬の背中にぶつかるので走りづらく、馬はやる気がなくなってしまう。

馬が走りやすい乗り方をしてやれば、馬は走り続ける。下方に落ちてしまったのを脚を入れたり鞭を入れたりして「出しなおす」必要がなくなる。

馬にとってもライダーにとっても優しい乗り方になる。

なるほど。こうやって馬の動きを理論的に説明してくれるとわかりやすい。

脚扶助。
脚を入れるときは、膝が曲がらないように。膝を曲げると足首が後ろへ行きがち。
気持ち足首を前にするぐらいでようやく足がまっすぐ下に向く。

またガニ股になって踵で蹴ろうとするのはNG。見た目もカッコ悪いし。せっかくの身体のバランスが全部崩れてしまう。

軽速歩のときの脚扶助は、股関節を伸ばしたとき、足首を前にと注意しつつ、自分の足の付け根を意識し、後ろ腿に力を入れ、自分の両足を絞る。
これで充分当たっているそうだ。
ごくごく軽い。こんなんでいいの?
これで良いなら、これまで相当強く蹴っ飛ばしてたし、位置は後ろすぎた。
それに、これまでみたいに足を両側へ離して蹴る、ということをしなくていいので、姿勢が崩れずに済む。安定した状態で脚を入れることができる。

また止まっているところからスタートさせるときの脚は、すり足で前へ足を出すイメージ。スーッとつま先をまっすぐ前へ移す。
鐙を下へ踏まない。鐙にかけている力は変えない。
鐙を下へ踏むと、鞍から身体が浮いてしまうので分かる。鞍から身体を離してはいけない。騎座が浅くなる。
ポンと蹴るんでなくて、馬体をやさしく前へ撫でてあげる感じかな?
これまで、「脚を入れる」とは、馬体を蹴るのかと思ってたのだが、全然違う。そんな単純なことではなかったのね。言葉自体、違うもんね。
これで良いなら、ライダーも楽だし、馬にも優しい。

駈歩
自然に股関節が動いて随伴が取れる。
身体全体を絞って、上へ持ち上げるイメージ。気を抜くと、卵を抱いているみたいに丸くなる。そうすると推進が後ろへ向いてしまう。
「赤ちゃんを抱くように」とも言われたが、これはちょっとイメージしづらいかも;
駈歩のとき、鐙が後ろへ行かないように。
腰から上を後ろへそらしすぎない。

駈歩のときは、気を抜くと騎座が浅くなり、そうすると鞍を擦ってしまいそうになった。
ちゃんと股関節を馬の動きに合わせることだな。

前習ったときに比べると、膝が外へ向くようなことがなくなったので、そこはもう気にしなくてOKです、と言われた。

今日は軽速歩のとき、自然に立つ座るができた。
前回はどうしてできなかったんだろう;

レッスン終了。
降りてから、脚の位置を確認。
足首を後ろへ引くと、「この辺りに当たってます」と言われた。思ったよりずいぶん後ろだった。
これでだいぶ前だろう、と思うぐらいでまっすぐ腹帯のすぐ後ろぐらいだった。
これでは効かないわけだよなあ〜。