今日の課題は脚。
とあるYoutube動画で解説されていた脚扶助のやり方を実践してみた。
この動画によれば、私がこれまで「脚扶助」だと思っていたやり方はまったく効果がないばかりか、使い方も悪くて馬がどんどん重くなるという悪循環だった。
だってコーチからの指示も、「ぽんとキック!」とか「肩鞭!」という指示だったのだ。
前週と同じ馬だった。
まず最初の常歩の段階ではぽんぽん脚を入れたりせず、準備運動ということで歩かせる。
騎座は自分で動かず、馬に動かしてもらう。鞍に自分の騎座をぴったりと張り付かせる。身体をリラックスさせること。
これまで、つい腰を漕ぐように動かして「ほら、前に進んで!」ってやってしまっていた。これは何の意味もない。馬は背中に異物が乗っかっていて動きづらいだけだそうだ。
手綱はまだ短くしない。張りすぎない。
常歩では馬は頭を下げて前に伸ばしながら歩くので、前に進みながらハミを受けてくれるように。これはとても難しい。まだまだ全然できない。とりあえずイメージする。
コンタクトは保つこと。
さて、脚。
今回はとても満足のいく出来だった!
脚を入れて反応がない、ということがなかった。
あらかじめ脚の強弱として4段階ぐらい考えてあって、もしそれでも反応なかったら鞭、と思っていた。
でも、2段階までしか使わないで済んだ。脚を使って反応が得られたら緩める、を意識した。脚を使ってないときはやさしく馬体に沿わせ、動かさないように。馬に「今の運動でいいんだよ」という合図。
レッスンの前半で脚は2段階まで使ったけど、その後は一番弱い脚扶助を使うだけでちゃんと動いてくれたのだった。
おお〜これで良かったのか。
ありがとう、ドラちゃん!そしてごめんね。
前週はほんとうに重くて重くて、キックもしてしまったし何度か鞭も当ててしまったけど、今日は鞭は一度も使わなかった。そして安定して常歩、軽速歩を続けてくれた。
コーチにも、足の位置が前後に揺れたりせず動かずで良かったですよ、と言ってもらえた。
嬉しい〜!
まだ10鞍かそこらの頃、軽速歩してる動画を撮ってもらったのだが、鐙が前後にブラブラしていて格好悪かったのだ;
我ながら、何じゃこりゃ、と思っていたのだ。
馬体をどんどんキックして動かすような乗り方はカッコ悪いし、馬もライダーも疲れる。
上手なライダーは、テレパシーでも使ってるのかしら、と思うように、何もしてないかのような、ごくごくわずかな合図で馬を動かしている。
私も馬とテレパシーで繋がりたい笑
憧れに一歩近づけたかな?
あとは、軽速歩のとき、反り腰を注意されてしまった。言われて直したら「それで良いですよ!」と言われた。
自分ではなかなか分からないものだ。こうして見てもらうことは大事だな。