趣味のブログ 乗馬とかZentangleとか

主にZentangleの作品と乗馬レッスンのメモとかをアップします。

2023.12.30 乗馬37鞍目 Zクラブ3鞍め

今日のインストラクターは30代ぐらいの女性だった。ハキハキと元気な人。
「何を一番直したいですか」と聞かれて、騎座をちゃんとしたい、と言いつつ、膝下がぶらぶらしてしまって脚がうまく使えないとか、正反動で跳ね上げられてお尻が痛いとか、手綱が長くなりがちとか、あれこれ言ってしまった;
でも、すべては正しい騎座、で解決するんだよね。

常歩から速歩になったのだが、うまく立てない;手前をいつ合わせりゃいいの?
おかしいなあ、前回は軽速歩はうまくできたのに。

先生によると、馬に推進をかけるには、ライダーの身体で前の筋肉ではなく、後ろの筋肉を使いましょう、と。
腿の後ろ、骨盤、背筋(肩甲骨の間)。
私の乗り方だと、身体が前に丸まっていて、それだと力は後ろに向いている、と。

いったんシミュレーターから降りた。
床の上にエアロビ用のマットを敷いて、膝立ちして、両腕を前に出して、「立つ、座る」をやってみてください、と。
この状態で立つには、後ろ腿、お尻の筋肉を使って、前へ押し出す必要がある。
クラブで「お腹を前へ」と言われるが、実際に前に出すのはお尻、という意識かな。
これで身体全体を前へ押し出す。そのままだと前に倒れるので、みぞおちを引き上げ、背筋を使って背筋をピンと張りバランスを取る。
骨盤は立ててるつもりだったが、ゆるくなってたみたい。もっとぐっと、背骨のS字カーブを保つ。
「そうです!ではその姿勢を忘れずに、乗ってみましょう!」ってことで、再度シミュレーターに騎乗。
おお、今度はすんなりと立つ、座るができるではないか!膝下も安定している。

正反動は、鞍にお尻を乗せるものの、そこで腰をゆるめてはいけない。
坐骨はギュッと立てつつ、心持ち肩から重心を後ろにするけど、ほとんど跳ねない。随伴して前への推進もかかっている。

なるほど!
これが正しいとするなら、この前イッテツに乗ってたときの私の騎座は全然背中丸かったし、力が後ろへ向いてしまってたな。これじゃあイッテツは前進気勢を保つことができなかったはずだ;

残り5分ほど、駈歩もやらせてもらった。非常に安定している。
インストラクターも手を叩いて褒めてくれて、「これなら『お腹を前に』とは言われません!」と。