趣味のブログ 乗馬とかZentangleとか

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2024.2.7 乗馬50鞍目 Zクラブ8鞍め

以前、「好かれる外方脚」を教えてくれた若い女性のコーチ、馬は春風だった。

駈歩で馬とリズムを合わせるのが難しい、と話すと、今日は駈歩をやりましょう、となった。

駈歩でリズムが合わない人のよくあるパターンとして、「シートが浅い」というのがある、と。
私もそうで、正しく鞍に座るには、「鞍壺」に座る必要がある。つまり一番深いところに「ハマって」いるつもりだったのだが、浅くなっていた。
お尻から座るのでなく、お尻と足の付け根で座る感じ。
こうすると、ぴたっと鞍にハマった!
そして、馬の動きに合わせて前後に動いても、鞍とお尻が動いて擦れることがなくなった!
先生は、この浅い座り方を「鞍磨き」と呼んでいるそうだが、まさにその通り。
そして、それは乗り方としてよろしくないわけね;;すなわち、ちゃんと深く座れば、ぴたっと鞍にハマり、擦れることがなくなるわけだ。


そして上体は3つに分ける。
腰から下は、「3」とする。鞍壺にハマった状態で動かさない。
そしてみぞおちまでの部分を「2」とし、そこから頭のてっぺんまでの部分を「1」とする。
で、2の部分だけを推進かけることにより、馬の弾発を促す。
重心は背中側の腰のあたりにかける。
みぞおちを斜め上に向けて、ふわっと持ち上げるように動かし、弾発をうながす。
これはかなり筋力が要る;
数回なら何とかなるけど、駈歩の間、ずーっと正しく姿勢を保つためには筋力が必要になるのだ。
乗馬は力は要らない、って言うけど、やはり筋力はいるのね;

さらに、手前を意識して、そっち方向へ身体全体を向ける。足をつかってレールを敷いて、その間を進むように誘導するイメージかな。
なので、左手前であれば、馬の首のひとつ分左を向く感じである。

また、ただ跨った状態だと、外股が開いている。「脚」は膝から下ではなく、付け根からまっすぐ。そして両腿を内側へ絞るようにするぐらいでようやく両方の足が正面を向く。
これは気をつけないとすぐ外へ向いてしまうので、時々チラっと見てまっすぐになってるか要チェックだ。

日本では、「脚を入れる」とよく言われるが、イギリスでは、ハムストリングス、と言われるそうだ。
それってふとももの裏側だ。
「脚」と言われると膝から下、ふくらはぎとか踵とかを考えてしまうけど、全然場所が違うじゃん。
「足」は、付け根からを言うんですよ、と。

また、馬の左右の耳の高さを比べて、どちらかが高かったら、それがライダーの両肩の状態だ、とのこと。
馬は、ちゃんと教えてくれてます、と。

ということで、今日はほぼずっと駈歩だった。
そして手綱は持ってなかった。また、前半は鐙も履いてなかった。
実馬で、鐙も手綱のなしの駈歩なんて絶対怖くてできない;でも、正しく乗れれば騎座だけで乗れるのね。

ということで終了。